こんにちは!ジットです。
若い頃に比べて、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、1年1年が早く過ぎていくように感じないでしょうか?
はい、ジットも同じように感じています。
どんどん、年齢が上がっていく感じがしています!
この記事は、後悔しない生き方のポイントの1つ「自分の命の残り時間を知る」からの派生編として、「年齢を重ねると時間が早く過ぎると感じるのはなぜか?それを抑えるには?」という内容を紹介しています。
これからの生き方を考えている40代、50代、60代のみなさんが、今からの時間の使い方を考えるための参考になれば、と思い記事にしました。
目次
- 年齢を重ねると時間が早く過ぎる仕組み
- 新しい出来事、経験を増やそう
年齢を重ねると時間が早く過ぎる仕組み
若い頃に比べて、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、1年1年が早く過ぎるように感じる理由をご紹介していきます。
年齢を重ねると年月が早く過ぎるように感じる要因は、次の3つのことが複合的に関係すると言われています。
- 日常のルーティン化
- 新しい出来事や経験の減少
- 脳機能の変化(低下)
まず、↑の3つに入る前に、「ジャネーの法則」について、少し触れさせてください。
この法則は「記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者にはより短く感じる」という現象を、心理学の側面から説明しています。
ウィキペディア(Wikipedia)に記載された内容を引用します。
簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。
よって、50歳の人間にとっての10年間は、5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そうすると、それぞれの年代の人の「1年の心理的日数」は次のようになります。
- 1歳の子の1年は、365日÷1 =365日
- 40歳の人の1年は、365日÷40=9日
- 50歳の人の1年は、365日÷50=7.3日
- 60歳の人の1年は、365日÷60=6.1日
こう見ると「1年という時間の心理的長さ」が少し早過ぎるようにも感じますが、これも参考としてみてください。
それでは個別の内容にはいっていきます。
日常のルーティン化
年齢を重ねるにつれて、日常生活、普段の活動がルーティン化されることが増えていきます。
そうすると、毎日同じようなスケジュールで、同じことが繰り返されていきます。
例えば、「もうすぐこの時間だから、次のあれをやらないとな」というような感じで、毎日が決まったルーティンで進んでいくことです。
そうすると、時間が経過する感覚が速く感じられるのです。
この決まったルーティンが繰り返されることによって、年月自体も早く過ぎるように感じられる、と言われています。
新しい出来事や経験の減少
年齢を重ねる中で、経験が蓄積されていきます。
それによって、新しいことに対する驚きや感動が減ったり、新しいことに挑戦する機会や好奇心が減ることにつながります。
そうなると、新たな発見、驚き、感動という新しい経験を通じた記憶、思い出が作られなくなるのです。
新しい経験による記憶が作られないと、過去の記憶と現在の間を埋める記憶が少なくなり、年月があっという間に過ぎたように感じてしまう、と言われています。
脳機能の変化(低下)
脳の機能は加齢とともに変化し、若い頃よりも機能が低下します。
そのため、若い頃と同じ時間が経過していても、脳がそれを感じる速度、記憶への記録能力、記録された記憶を引き出す能力といった機能が低下してくることになります。
このことも、年月が早く過ぎるように感じる要因、と言われています。
新しい出来事、経験を増やそう
年齢を重ねることで、命の残り時間は少なくなります。
それなのに、命の時間が少なくなるにつれて、年月という時間の経過が早く感じられるようになっていきます。
これは、なかなか厳しい現実ですね?
しかし、この現実を認識しておくことも、後悔しない生き方、時間の使い方を考える上で、大切になってくるのです。
年月という時間が早く過ぎるように感じる要因に「新しい出来事や経験の減少」がありました。
そうであれば、新しい出来事や経験を増やすのです!
新しい出来事や経験は、時間が経過する感覚を緩やかにするだけでなく、思い出を作ることになります。
「人生の最後に残るものは思い出だけ」と言われます。
今しかできないこと、本当にやりたいことにチャレンジしていくことで、新しい出来事や経験が生まれ、それが思い出になるのです。
まとめ
若い頃に比べて、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、1年1年が早く過ぎていくように感じてきます。
このように感じる要因は、次の3つが複合的に関係すると言われています。
- 日常のルーティン化
- 新しい出来事や経験の減少
- 脳機能の変化(低下)
一方で、年齢を重ねるということは、命の残り時間が少なくなるということです。
命の時間が少なくなるにつれて、年月という時間の経過が早く感じられるようになっていくのです。
しかし、この現実を認識しておくことも、後悔しない生き方、時間の使い方を考える上で、大切になってきます。
年月という時間が早く過ぎるように感じる要因に「新しい出来事や経験の減少」がありました。
新しい出来事や経験を作っていくことは、時間が経過する感覚を緩やかにするだけでなく、思い出を作ることにもなります。
「人生の最後に残るものは思い出だけ」と言われます。
今しかできないこと、本当にやりたいことにチャレンジしていくことで、新しい出来事や経験が生まれ、それを思い出にしていきませんか!
この記事はここまでです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。