こんにちは!ジットです。
今の生き方のまま歳を重ねていくと、いつか後悔するのでは?
人生の最後の時に、やり残したことに後悔するのでは?
と、考えることがあると思います。
人生は一度きり、誰もみな、後悔したくないですよね?
このジット@ブログでは、人生後半戦を生きる40代、50代、60代の方に向けて、後悔しない生き方、方法、考え方など、大切なポイントを紹介します。
これからの生き方を考えているこの年代のみなさんが、今から始められる大切なことを書いていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジット@ブログがお勧めする後悔しない生き方 ~ 7つのポイント
- 自分の命の残り時間を知る
- 自分の気持ちに正直に素直に生きる
- 今しかできないことを先延ばししない
- 本当にやりたいことに勇気を持ってチャレンジする
- 大切な人を大事にする
- 自分にとっての幸せを考える
- 本当にやりたいことをする人生を計画する
この記事では、「自分の命の残り時間を知る」について、次の2つを紹介します。
- 命の残り時間を知ることの大切さ
- リアルな命の残り時間の計り方
それでは、続けて行きます!
目次
- 40代、50代、60代の方に知って欲しい「命の残り時間」
- 命の残り時間の計り方
- 人生時計でもっとリアルに命の残り時間を感じる
40代、50代、60代の方に知って欲しい「命の残り時間」
後悔しない生き方をするためには、
「人生には限りがある」、「人は必ず死ぬ」
ということを常に意識できるようにすることから始めます。
それには「自分の命の残り時間を知る(認識する)」ということが大切になります。
命の残り時間を意識することで、今からの生き方を考える時に、「命の残り時間を考えた時間の使い方」を考えることができるようになるのです。
なにをいつやるか、いつやるべきかを考えることで、「やり残してしまった後悔」「遅すぎてやれなかった後悔」をしないようにするのですね。
命の残り時間を意識することは、後悔しない生き方を考えたり、人生設計の見直しをするための、最初の大切なステップになります。
命の残りの時間の計り方
命の残りの時間を測るために、次のデータを使います。
1. 平均寿命
平均寿命とは、0歳の人が平均何年生きられるかを示すものです。
生まれた国の保健衛生、医療、治安のレベルや、紛争や内戦といった地政学的なリスク等も関係します。
WHOが2023年5月19日に発表した2023年版の世界保健統計によると、平均寿命が最も長い国は日本で84.3歳でした。
また、男女別だと次のようになっています。
- 男性 81.5歳
- 女性 86.9歳
参考までに、諸外国のデータもご紹介しておきます。
- アメリカ 78.5歳
- 中国 77.4歳
- ロシア 73.2歳
大国のアメリカ、中国、ロシアの3カ国の平均寿命が、70代であることに少し驚きを感じますね。
<HPリンク掲載:平均寿命 世界ランキング・国別順位 2023年 WHO版>
https://memorva.jp/ranking/unfpa/who_whs_life_expectancy.php
2. 健康寿命
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。
厚生労働省のe-ヘルスネットのデータによると、2019年の健康寿命は次のようになっています。
- 男性 72.68歳
- 女性 75.38歳
健康寿命から平均寿命までの間にある「日常生活に制約のある不健康な期間」は、男性で8.73年、女性で12.06年とあります。
健康寿命の年齢に達すると、何かしらの不健康な状態が出てくる可能性があるということは、やりたいことを自由にできず、行動や生活に制限が出てくることなので、この辺りも十分に考慮しておく必要があります。
逆に言えば、健康寿命の年齢までに、自分がやりたいと思う多くの経験をしておくことが大切になるということですね
<HPリンク掲載:厚生労働省 e-ヘルスネット>
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html
ただ、健康寿命は厳密な体の状態を表すものでもありませんし、体の状態は人それぞれで異なります。
80歳を過ぎても、元気に毎日を過ごしている人は沢山いますし、健康のために、運動をしたり、食事や睡眠に気を配っている人は、より健康な体を長く維持できるでしょう。
3. 平均余命
平均余命とは、ある年齢の人があと何年生きられるかという期待値のことです。
厚生労働省が示す2022年の簡易生命表のデータによると、40歳、50歳、60歳の人の平均余命は以下のようになっています。
- 40歳 男性41.97年(81.97歳) 女性47.77年(87.77歳)
- 50歳 男性32.51年(82.51歳) 女性38.16年(88.16歳)
- 60歳 男性23.59年(83.59歳) 女性28.84年(88.84歳)
<HPリンク掲載:厚生労働省 主な年齢の平均余命>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/dl/life22-02.pdf
人生時計でもっとリアルに命の残り時間を感じる
上の3つのデータを見ていくと、「平均余命」が実際にその年齢まで生きてきた人たちの余命年数を表していることが解ります。
なんとなく、命の残り時間を示すものとして、しっくりくる感じがしますね。
この「平均余命」をもとに命の残り時間を「週数」にすると、以下のようになります。
- 40歳 男性:残り2,210週間、女性:2,515週間
- 50歳 男性:残り1,727週間、女性:1,862週間
- 60歳 男性:残り1,252週間、女性:1,412週間
でも、週数では、今ひとつ時間の長さのイメージが湧きにくいですよね。
人生時計で命の残り時間を計る
そこで、もっとリアルに命の残り時間をみるために、人の一生を24時間としてみましょう。
生まれた時が0時、人生の終わる時が24時になる人生時計(Life Watch)です。
例えば、60才の方の「平均余命」をもとに、男性は83歳まで、女性は88歳まで生きるとします。
すると、この人生時計が示す各年齢の時刻は次のようになります。
- 40歳 男性:11時34分、 女性:10時54分
- 50歳 男性:14時27分、 女性:13時38分
- 60歳 男性:17時21分、 女性:16時22分
40歳は、生まれてから約半日が経過する頃で、太陽はお昼前の真上に位置している時刻です。
まだ、半日以上の残り時間があります。
50歳は、ランチタイムを過ぎた昼下がりの頃で、まだ陽は高い位置にあります。
残り時間は、半日を切っています
60歳は、陽が傾き夕方に入る時間帯で、昼から夜へと少しずつ切り替わり始める頃です。
残り時間は、6時間から7時間ほどになってきました。
参考として、行動や生活に制限が出てくるとされる「健康寿命」がやってくる時刻は、次のようになります。
- 男性 72.68歳 21時10分
- 女性 75.38歳 20時33分
健康寿命を一つの区切りと見る場合、この年齢(時刻)を意識することは重要です。
健康寿命までに、大半のことを済ませておくことが大切になってきますね。
また、健康な心身を維持して、健康寿命が来るのを遅くすることも大切になってきます。
さて、どうでしたでしょうか?
自分の年齢を人生時計の時刻に例えると、24時までの残り時間が、ググッとリアルな感じになってきますよね?
まとめ
それでは、「自分の命の残り時間を知る」についてまとめます。
40代、50代、60代の方に知って欲しい「命の残り時間」(目次1)
後悔しない生き方をするためには、「人生には限りがある」「人は必ず死ぬ」ということを常に意識することから始まります。
併せて「命の残り時間を知る(認識する)」ということが大切になります。
それによって、なにをいつやるか、いつやるべきかを考え、「やり残してしまった後悔」「遅すぎてやれなかった後悔」をしないようにするのです。
命の残り時間を知ることは、後悔しない生き方を考えたり、人生設計の見直しをするための、最初の大切なステップです。
命の残り時間の計り方(目次2)
命の残り時間を計るには、次のデータが参考になります。
- 平均寿命(0歳の人が平均何年生きられるかを示すもの)
- 健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)
- 平均余命(ある年齢の人があと何年生きられるかという期待値)
これらのデータをもとに、自分はあと何年生きられるか、何年元気でいられるかを計っておくのです。
健康寿命の年齢までに、自分がやりたいと思う多くの経験をしておくことも大切になります。
人生時計でもっとリアルに命の残り時間を感じる(目次3)
もっとリアルに残り時間を感じるために、人生を24時間に見立てた人生時計で、自分の現在の年齢が何時何分を示すかを確認することをお勧めします。
生まれた時が0時、人生の終わる時が24時になる人生時計(Life Watch)です。
例えば、60才の方の「平均余命」をもとに、男性は83歳まで、女性は88歳まで生きるとします。
すると、この人生時計が示す各年齢の時刻は次のようになります。
- 40歳 男性:11時34分、 女性:10時54分
- 50歳 男性:14時27分、 女性:13時38分
- 60歳 男性:17時21分、 女性:16時22分
そして24時までの命の残り時間をリアルに感じてみてください。
人生時計の1分1秒が、とても大切に感じられたら、一緒に始めましょう!
「後悔しない生き方を!」
この記事の最後に:
私たちの「人生=命の時間」は永遠ではありません。
人生100年時代でも、80年時代でも、必ず人生時計が24時を示す時、つまり最後の時がやってきます。
今、この時も命という限りある時間を使っています。
- 好きなことをしている時も、、
- 嫌なことをしている時も、、
- 悶々と不安な思いに駆られている時も、、
- 何もしないでいる時も、、
どんなことをしている時も「命を懸けてしている」と認識するのが重要です。
今していることが、命の時間をかけた「命懸け」でやっていることなんだと思うと、
- 目の前にあることや、
- これからやろうとしていたことや、
- 不安や思い悩んでいることや、
- 自分を取り巻くあらゆること
について、
- やるべきか?
- やらないべきか?
- それとも、別のもっとやりたいことをやろうか?
と、これまでとは、考え方が変わってきますよね。
自分の命の残り時間を意識することで、時間の使い方が変わります。
これまでとは違う行動へと変容を起こすことができるのです!
この記事はここまでです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。